あがり症の方が、心理カウンセリングを受けることにはどのような意味があるのでしょうか。心理カウンセリングによって、カウンセラーは患者の不安や悩みなど、隠れているものを引き出してくれます。
つまり、あがり症の原因となっている不安や悩みを表に出してきてくれるわけです。何事も、問題の本質が見えなければ解決策も出てこないわけですから、カウンセリングには問題を浮かび上がらせる効果があります。
そして隠れていた自分の悩みと向き合っていく中で、自分自身が中心となって解決策を探し出していきます。これがカウンセリングの基本的な考え方です。この「自分と向き合って」というポイントが重要です。
自分と向き合うということは、自分とコミュニケーションを図ることに他なりません。つまり自分自身に問いかけるセルフ・コミュニケーションが解決策への道なのです。
ここで、NLPセラピーやNLPカウンセリングの出番がやってきます。NLPは、コミュニケーション・スキルを体系化したコミュニケーション心理学の一分野です。他者とのコミュニケーションはもちろん、自分自身とのコミュニケーション・スキルも身に付けることが出来るので、自己啓発や自己実現の基礎としても人気が高まっています。
あがり症も心の問題です。自分と向き合って、自分をコントロールしていくことがあがり症の解決策だと思います。そのために、NLPを身に付けていくことは有効な方法だと思います。
あがり症は、人前に出るとうまく話せなくなってしまう、人前に出ると顔が赤くなってしまい、それを恥じて人前にでられなくなるという強迫神経症です。つまりあがり症は、一人で部屋にこもっているときには起きないわけです。
「それなら、人前に出なければあがり症に悩む必要もないわけだ」と短絡的に考えてはいけません。
人間は一人では生きていけない動物です。社会に属していなければ、仕事をすることもできないし、食事をすることも出来ません。うさぎではありませんが、全く一人で生きていくというのは寂しくてできるものではありません。
社会生活とは人間関係、人と人との繋がりで構成されているのです。
そして、この人間関係はコミュニケーションが基盤となって成立しているのです。自分と他人とのつながりを成立させるのがコミュニケーションです。このコミュニケーションを体系化したものが、コミュニケーション学というものであり、コミュニケーション学の中に、NLP(神経言語プログラミング)というものがあります。
このコミュニケーション心理学というものは、コミュニケーションの思考体系、方法論を扱う学問ですが、中でもNLPは最先端のコミュニケーション心理学の一分野だと言われています。
NLPとは?、3人の天才的なセラピストのアプローチ技術を分析し、体系化した心理学の一つの分野です。コミュニケーションの方法論として、円滑な人間関係を築くために学ぶ方がどんどん増えてきている学問です。
あがり症は「人前に出るとあがってしまう」、「緊張してしまう」という状態になり、思うように話が出来なくなってしまうとか、顔が赤くなってしまう、他人の視線が気になってしまうという形で現れる、強迫神経症です。
症状がひどくなると対人恐怖症や日常生活に支障をきたす社会不安障害になることもありますが、どうすれば克服できるのでしょうか。
あがり症克服のために、まず理解しておかなければならないのは、「あがり」という症状は誰にでも起こる正常反応だということです。誰だって、人前に出れば(程度の差はありますが)緊張するのです。このことをしっかりと認識する必要があります。
「自分はあがり症だから、人前に出ると緊張してしまって話が出来なくなる」と思い込んでしまっていては、あがり症を克服することは出来ません。まず考え方を変えなければなりません。人前に出て緊張するのは、あがり症が原因なのではなく、みんな緊張しているんだということです。
つまり、人前で緊張するのは正常だということ。
それから、自分はあがり症なんだと繰り返し自己暗示することをやめるように、メンタルトレーニングをすることも必要です。あがり症に悩んでいる人は、自分が「あがり症」だという前提の下に、何事も始めようとしますが、そもそもその前提を取り払わなければなりません。
あなたは決して「あがり症」ではないのです。あがり症だと強く思い込んでいるに過ぎないと自覚することから始めましょう。