あがり症になるのはどんな人?
あがり症になってしまう人は、思い込みが強い人が多いそうです。
というのも、人前で緊張するのは誰でも経験すること。それなのに、少しでも緊張すると「自分はあがり症なのではないか・・・」と思い込んでしまう。
直接、あがり症になってしまうようなトラウマがあったわけでもないのに、自分で「あがり症かも・・・」と自己暗示をかけて、あがり症を引き起こしてしまう。つまり、あがると思うから、あがってしまうということがあるわけです。
自己暗示というものは、何も特別な技術ではなく誰でも自分で出来る行為なのです。一流のスポーツ選手が「自分は出来るんだ」と強く念じることで、最大の力を発揮すると言われるのも暗示の効果です。自己暗示によって、人は大きく影響されるのです。
あがり症だと思い込んで、結果あがり症になってしまうのは、ちょうどこの逆のパターンです。自分で自分があがり症だと強く念じて、自分に自己暗示をかけてしまっているということなのです。こうした暗示の効果は、子供を褒めて育てなさいということにもつながります。
子供に「良く出来たね」と褒めて育てるのと、「お前はダメだ、出来ない子だ」と言い聞かせるのでは、前者のほうがプラス思考になって能力が伸びるということも暗示の効果のひとつなのです。このように暗示によって、人は大きく影響されてしまうことがわかっていますが、あがり症の多くも自己暗示による、ネガティブイメージの増幅があがり症につながっていると考えられています。