あがり症の原因;トラウマ

過去に緊張して失敗してしまった経験、恥ずかしいと感じた経験が思い出されて恐怖がわいてきて、上手く話せなくなるというあがり症の原因があります。いわゆるトラウマというものです。

私たち人間は、過去の体験がトラウマとなってそのとき感じた気持ち、状況がフラッシュバックのように思い浮かんできて影響されるということがあります。過去に人前で話をしたときの失敗がまた繰り返されるのではないかという恐怖に影響されてしまうのです。

過去経験した失敗や不快な体験がトラウマとなって、似たようなシチュエーションに出くわすと、あがり症の症状が出てしまうというあがり症の方がいらっしゃいます。しかし、過去に失敗してしまった状況・条件に、再び遭遇するケースはかなり稀だといえます。

まわりで聞いている人も変わっているはずですし、場所も違うはずです。あがり症の人は、自分本位に考えて、環境・状況の変化を無視して過去の失敗に囚われているだけだと考えられます。誰でも初めての体験では緊張もするし、うまくいかないこともあります。しかし、うまくいかないのはあがり症が原因なのではなく、初体験だからです。

気をつけなければいけないのは、それを「あがり症」が原因と思い込んでしまって、自分を責めてしまうことです。そうではなくて、緊張するのは当たり前だし、失敗してしまってもその原因は、あがり症ではないということです。誰でも、初めての人の前で話をするときは、緊張もするし、汗もかくのです。