あがり症の原因;劣等感とコンプレックス
あがり症の原因ともなる劣等感やコンプレックスは、自己嫌悪や自己否定を作り出し、自分自身を幸せにしないように足を引っ張ります。誰しも経験があると思いますが、自分のコンプレックスと向き合おうとすると、とてもイヤな感じがし、つい目を背けたり、意識的に隠したりしまうものです。
例えば、男性の場合「背が低い」とか、女性の場合は「胸が小さい」とコンプレックスを持つことが多いようです。また、自分が住む家に対してコンプレックスを抱いていると、友人や恋人を家に招けなくなります。こうしたことが原因となって、心を閉ざしてしまうことにもつながります。
背が低いとか、太っているとか、家が古いとか、こういう外見が原因になっていることも多いのですが、神経症に悩んでいる場合は、こういう外見的な原因よりも、内面的な原因が一番大きいと言えます。神経症の症状の中に、醜形恐怖と言われている症状があり、この症状に悩んでいる場合、自分の容姿が人よりも劣っていると感じ、劣等感を強くしているケースでも、客観的に見れば、むしろ人並み以上の容姿を持っている場合が多いのです。
しかし、神経質性格の人間は、人一倍欲求が強く、高みから自分を見てしまうために、イメージと現実のギャップによってどうしても劣等感を感じやすいものなのです。
劣等感やコンプレックスで人前で話すことが出来ないと感じたり、人付き合いが上手くいかないと感じる場合、その人の劣等感やコンプレックスからきているケースが少なくありません。あがり症克服には、コンプレックスの原因を把握する必要があるでしょう。