あがり症克服トレーニング

人はあがってしまうと、心臓の鼓動が激しくなったり、呼吸が早くなったり、ひどい場合には、呼吸困難や震え、発刊などの症状を引き起こします。こうしたあがり症の症状は、緊張と不安が原因となって起こるのですが、自分の意志でコントロールすることは出来ません。いずれの症状も自律神経の働きによるものだからです。

心をゆったりと落ち着いた方向へと導いていけば、緊張や不安がじょじょに解消されていきます。呼吸法はそのための有効な方法です。

[あがり症克服|腹式呼吸]
◆腹式呼吸
(1.)お腹に手をあてて、口から息を吐きながらお腹をへこませます。
(2.)充分息を吐ききったら、今度はお腹をふくらませながら鼻から息を吸います。
(3.)慣れてきたら、次はゆっくりと息を吐くようにします。だいたい吸う時間の倍の時間をかけて吐きましょう。
(4.)息を吸う時は、心もち肩を上げ、息を吐くときは肩を下げながら気も下げます。

◆姿勢
立ち姿勢・座り姿勢は、あごを引き、肩の力をぬき、頭のてっぺんが天から糸で引っ張られている感じで背筋をのばします。椅子に座るときの姿勢は、椅子の前半分に座り、足は引きかげんにして上記の姿勢をとります。

◆実施方法
 ・人前で話しをする前に、一人静かに上記の姿勢で腹式呼吸をします。
 ・息を吐く時、吐きながらお尻の穴を引き締めます。
 ・呼吸法をしながら、暗示の言葉(「ゆったりしている」、「おちついている」など)を繰り返します。