あがり症の治療について

人前に出ると緊張してしまう症状のことを一般的にあがり症といいます。同様な症状として、緊張などで顔が赤くなってしまう赤面症などもあります。しかし、人前で緊張するというのはあがり症ではなくても誰でも経験することです。

あがり症の人は「あがってしまったらどうしよう」と考えるから緊張してしまう、緊張してしまうと不安になってあがってしまう、という悪循環が原因かもしれないですね。

あがり症の特徴としては、人とのコミュニケーションの際に起きます。そして時間が経過すると治癒するものではなくて、ますます重症になるケースもあるみたいです。また、あがり症だけでなく赤面やどもりなどの複数の症状を併発することなどが挙げられます。

あがり症を克服するためには、薬物療法と心理療法の併用が効果的かもしれません。薬剤は、あがり症という障害を取り除くことではなく「あがってしまう」という不安を軽くすることなので短期的には薬物療法のほうが高い効果が得られますし、長期的な効果は心理療法のほうが高い、という報告もあるようです。

薬物療法は、あがり症という「社会不安」を乗り越えるきっかけを作りますが、同様の状況に遭遇するたびに繰り返される「あがり症」という症状は大きく心に根付いているため、これを完全に取り除くためには薬物療法だけでは不十分です。

心理療法では「あがり症」に悩む人が、「あがってしまう」状況に積極的に立ち向かうようにサポートしてくれるようです。重要なポイントは、苦手な状況から逃げ出さないこと、ものの見方や考え方を変化させること、上手なコミュニケーションのやり方を学ぶことにあります。