あがり症と社会不安障害(SAD)
これまであがり症と診断されてきた方は、もしかしたら『社会不安障害』と呼ばれる病気かもしれません。
[社会不安障害とは?]
社会不安障害(SAD;Social Anxiety Disorder)とは、他人に悪い評価を受けること、人目を浴びる行動への不安により強い苦痛を感じたり、身体症状が現れ、次第にそうした場面を避けるようになり、日常生活に支障をきたす病気のことです。
具体的には・・・
◆会議の場などの衆人の前で発表したり、意見を言ったりする
◆人前で電話をかける
◆権威のある人やよく知らない人との会話
上記のような状況に実際置かれたり、また置かれることを想像しただけでも普通の人よりも強い「不安」や「恐怖」を感じてしまい社会生活や、仕事に支障をきたしてしまう病気です。
実は当サイトでご紹介してきたあがり症も社会不安障害の症状の一つです。
あがり症や対人恐怖症と呼ばれる症状は、人前での行動に不安や恐怖を感じて、それを避けようとすることで社会生活に支障をきたす社会不安障害の症状の一つなのです。つまり、あがり症も対人恐怖症も個人の性格の問題などではなく、精神療法や薬物療法によって症状が改善することがある心の病気なのです。
この病気は、慢性的になって人前に出ることを恐れるようになると、「うつ病」や「ひきこもり」等にも発展してしまいます。そうなってしまう前に専門家や医者に相談して早期治療に務めることが大切です。
また、予防としてコミュニケーションセミナーやNLPセミナーなどでコミュニケーションスキルを学び、コミュニケーションに自信を持つこともいいかもしれません。